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竹内 亮

竹内 亮 教授

Takeuchi Ryo

専門分野
日本古代史
キーワード
古代社会 仏教史 寺院史 貨幣史 鉱業史 出土史料 木簡 文字瓦

古代社会の実像を探求する

日本古代の寺院・官衙・宮宅・工房・鉱山などの実態を史料(木簡や文字瓦などの出土文字資料を含む)によって明らかにすることを通じ、古代社会の実像を探求しようとしています。文字で記された史料を読むだけでなく、古代の人々が活動した現地をできるだけ歩いてその立地や景観を実見し、彼らが残した多種多様な痕跡を探求して多角的に検討することで、日本古代社会の実像をできるだけ具体的に復元しようと努めています。

担当科目
・初期演習Ⅰ・Ⅱ ・日本史料概説 ・日本古代史史料を読むⅠ・Ⅱ ・古代中世の都市と交通 
・古代史研究の方法と課題 ・地域文化研究 ・地域文化フィールドワークⅠ・Ⅱ ・演習Ⅰ・Ⅱ ・卒業論文
所属学協会
日本史研究会、史学研究会、大阪歴史学会、古代学協会、仏教史学会、木簡学会、条里制・古代都市研究会 等
主な業績
【書籍】
『日本古代の寺院と社会』(塙書房、2016)

【論文】
・「石川宮考」(『日本古代のみやこを探る』勉誠出版、2015)
・「大仏料銅産出の歴史的前提」(『歴史のなかの東大寺』法藏館、2017)
・「土塔の文字瓦と知識」(『奈良史学』37、2020)
・「日本古代の銅生産と流通」(『考古学研究』66-4、2020)
・「龍門寺と仙人信仰」(『聖地霊場の成立についての分野横断的研究』京都府立大学、2022)
・「飛鳥の大寺と山寺」(『万葉古代学研究年報』21、2023)
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略歴
2002年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程 研究指導認定退学
2002年 奈良文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部研究補佐員(2005年まで)
2005年 奈良女子大学21世紀COE事業担当助教(2010年まで)
2010年 大阪市立大学都市文化研究センター博士研究員(2013年まで)
2014年 日本学術振興会特別研究員(PD)(奈良大学)(2017年まで)
2017年 花園大学文学部専任講師(2019年まで)
2019年 京都府立大学文学部特任准教授(2022年まで)
2020年 奈良県立万葉文化館主任研究員(2024年まで)
学位
博士(文学)(京都大学)(学位論文名「出土文字資料による日本古代社会集団の研究」)
MESSAGE
歴史学とは、人々が残した様々な痕跡を素材として、過去の人間の営みを考察する学問です。その痕跡は文字で記されたものをはじめとして色々な形で各所に残っていますが、気づかれずに見過ごされているものも数多くあります。フィールドへ出て、知られざる過去の痕跡を探しに行きましょう。
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