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【授業紹介】演習Ⅰ(本井ゼミ/日本近現代史)

2026.09.24

学びのようす 学生ライター

※この投稿は、歴史文化学科の在学生で構成する”学生ライター”が記事をまとめました。
高校生の皆さんに、在学生の視点から学びの様子をお届けします。

こんにちは
歴文学生ライター3年生のM.Sです。

今回は、3年次より始まる演習Ⅰ(ゼミ)について紹介します。
3年次になると、これまでの教員から専門知識を教わる講義形式中心の授業から、学生が自ら調べたり考えたりして発言するといった学生主体の演習形式の授業へ、授業のレベルがぐっと上がります。

私が所属しているのは、本井ゼミ、対象は日本近現代史です。
このゼミでは、日本近現代史に関する論文や研究書をゼミメンバーで分担して発表し、論文の内容や疑問点について討論(ディスカッション)をおこなっています。

前期の授業では、日本近現代の大きな流れをまとめた「通史」を取りあげました。
課題図書(以下、教科書)は小学館が2009年に刊行した「全集日本の歴史」シリーズの第14・15巻です(著者はそれぞれ小松裕氏・大門正克氏)。
その後、教科書のページやテーマを受講生で役割分担し、毎回の「発表者」と「司会」を決めて授業を進めていきました。

発表者は、教科書の中から要旨をまとめレジュメを作成します。
要旨をまとめるとは、ただ内容を要約するのではなく、「何について書かれていて、一番重要なポイントはどこか」をわかりやすく簡潔に整理することです。そのレジュメをもとに、一人ずつ順番に発表を行っていきました。
発表が終わった後は、司会を担当する学生が進行し、発表者のレジュメの疑問点についてゼミ生全員で討論しました。討論が行き詰ったり煮詰まったりしたときは、本井先生が補足や解説を入れてくださいました。

後期には、各自の問題関心に沿って研究書や論文を選び発表する予定です。

では、実際にこのゼミを受講しているゼミ生たちはどう感じているのでしょうか?
3人の学生にインタビューしました!

インタビュー
質問
Q1 このゼミを選んだきっかけ
Q2 このゼミのよいところ・魅力
Q3 このゼミの大変なところ
Q4 近現代で自分の好き・興味のあるテーマ
Q5 メッセージなど

A.Mさん
Q1 このゼミを選んだきっかけ
A1 中学生のときから、歴史の中では、近現代、特に第二次世界大戦の頃が好きで、大学でさらに深く学びたいと思ったからです。

Q2 このゼミのよいところ・魅力
A2 高校までの教科書より内容が深く、当時の政治や人々の生活について知ることができるところです。

Q3 このゼミの大変なところ
A3 教科書の文章量が多いため、疑問点を探し出すのが難しいところです。

Q4 近現代で自分の好き・興味のあるテーマ
A4 昭和・平成レトロ

Q5 メッセージなど
A5 私自身、絵や看板・パッケージが好きなので、美術が好きな人も楽しめるゼミと思います。
また、近現代は資料が多く残されており、当時の人々の暮らしや気持ちがリアルに想像でき、面白いです。
当時の政治や人々の暮らしが書かれた日記資料もとても面白いです。

H.Tさん
Q1 このゼミを選んだきっかけ
A1 平成の駄菓子やガチャガチャが好きで、本井先生の研究室を訪ねたときに、それらも研究対象になることを知って興味を持ったからです。

Q2 このゼミのよいところ・魅力
A2 戦争のさまざまな側面について知ることができるところです。
また、授業内でよく発言するため、ゼミのみんなと仲良くなれるところです。

Q3 このゼミの大変なところ
A3 教科書を一度読んだだけでは理解するのが難しく、特に討論に向けた疑問点を探しだすのに苦労しました。
また、教科書の内容を単なる事実として受け取るだけでなく、当時の状況や背景まで深掘りして理解することが難しいと感じています。

Q4 近現代で自分の好き・興味のあるテーマ
A4 原爆(原子爆弾)、特攻隊

Q5 メッセージなど
A5 近現代は、現代の私たちの感覚と近い部分が多く、資料が他の時代と比べてたくさん残っており、文字も読みやすいので、くずし字など古文書を読むのが苦手な人にもおすすめです。

Y.Tさん
Q1 このゼミを選んだきっかけ
A1 もともと日本史の近現代(明治・大正・昭和)に興味があり、本井先生の専門分野だと知って、このゼミにしようと思いました。

Q2 このゼミのよいところ・魅力
A2 自分とは異なる分野に興味のある人がたくさんいるため、新しい視点で物事を考えることができるところです。
また、討論を通じてより知識を深められるところです。

Q3 このゼミの大変なところ
A3 事前の下調べ、特に『自分の考えを他の人に説明できるレベル』までしっかりと予習しておく必要があるところが大変です。

Q4 近現代で自分の好き・興味のあるテーマ
A4 アジア・太平洋戦争、特攻隊

Q5 メッセージなど
A5 充実とやりがいが感じられるゼミで、少しでも近現代に興味があればおすすめしたいです。

インタビューに答えていただき、ありがとうございました。

学生が中心となって議論を深めるスタイルは、時に予習などで大変なこともありますが、他のゼミ生と意見の交換ができ、より自分自身の知識を深めることができます。
近現代史に少しでも興味がある方は、ぜひ本井ゼミで一緒に学んでみませんか?

歴文学生ライター 3年 M.S

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