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【報告】6/13(土)「第7回歴史文化講座 影写技術と文字研究 ―文字の影を追う―」を開催しました

2026.06.24

イベント 歴史文化学会

6月13日(土)歴史文化学科主催(武庫川女子大学歴史文化学会共催)「第7回歴史文化講座」を開催しました。

今回は「影写技術と文字研究 ―文字の影を追う―」をテーマに、古文書の筆跡を忠実に再現する「影写(えいしゃ)」の技術と、そこから広がる文字研究の可能性について、ディスカッションを深めました。
会場には、高校生をはじめ、大学生、地域の方々など、幅広い年代の多くの皆様にご来場いただきました。

第一部では、「古文書を写すということ ―中世の「案文」から近代の「影写」まで―」と題し、
東京大学史料編纂所で筆跡・筆法研究の一環として、実際に影写業務に携わっておられる講師の宮崎肇氏より、「古文書を写す」ということの歴史的変遷、そして影写の高度な技術を具体的に説明していただきました。また、筆跡研究についての最新の研究成果についても、細かな数値データをもとに分かりやすくご紹介いただきました 。活字にしてしまっては見えにくい、古文書が持つ「文字の息遣い」や筆跡を追うことでひろがる歴史研究の奥深い世界ににひたることができました 。

第二部では、国立国語研究所の高田智和教授をコメンテーターに迎え、本学の井上幸准教授のコーディネートで、文字研究の視点を交えたディスカッションが行われ、活発な意見交換がなされました。専門的な知見から投げかけられる問いや解説に、参加した学生や教員、一般の皆さまも熱心に耳を傾けていました。また、一般参加のみなさまや学生から多くの、鋭い視点からの質問がありました。一つの影写にかける時間やコスト面などのことから、AI等デジタル技術を見据えた今後の可能性についてなど、より具体的に影写の世界の理解を深めることができました。

今後も、「歴史文化」をテーマにしたイベントの開催を計画しています。
どうぞ楽しみにお待ちください。

東京大学史料編纂所
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/
国立国語研究所
https://www.ninjal.ac.jp/

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