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【報告】2/2(日)「第4回 歴史文化講座 阪神・淡路大震災以降の文化財保全 ―守る・つなぐ・活かすひとびと―」を開催しました
2025.02.07
イベント
2月2日(日)歴史文化学科主催「第4回歴史文化講座」を開催しました。
歴史文化学科1期生のほか、本学の学生とそのご家族、教職員、学外も含め約50名のご参加がありました。
最初に、歴史文化学科准教授 河野未央先生から報告を行いました。
テーマは「阪神・淡路大震災以降の文化財保全―守る・つなぐ・活かすひとびと―」です。

1995年の阪神・淡路大震災を機に大規模自然災害から民間所在の歴史資料を守るボランティア団体が立ち上がりました。
その後日本各地で大規模な自然災害が発生し、歴史資料を守るボランティアの輪は広がってきています。
特に、2011年の東日本大震災以降は、「心の復興」をテーマとして「記憶」「思い出」を守るボランティア活動がさらに広がりを見せつつあります。
報告は、こうした活動を行う「ひとびと」に焦点をあて、それぞれの活動について紹介がありました。
報告に続いてゲスト・スピーカーを迎えた対談がありました。
ゲスト・スピーカーは吹田市教育委員会の立岡宏美(たつおかひろみ)さんです。

立岡さんは大学生時代に歴史資料を守るボランティアに参加。吹田市に一般事務職として入庁しましたが、現在は文化財保護課にて勤務、旧中西家住宅、旧西尾家住宅等の文化財に関わるお仕事をされています。
当日はそうした現在のお仕事の紹介をはじめ、学生時代の活動と現在の活動とのつながりをご紹介いただきました。
また未来に向けて文化財を守るにあたり、若い世代に知ってほしいとの思いを語られました。

当日、質問カードを受け付けたところ、多数の質問が寄せられました。
時間の都合上すべて応えることはできませんでしたが、多くの方に関心を寄せていただいたことを感じました。
また、来場者アンケートでも、たくさんのご意見をいただきました(一部抜粋、要約)。
・災害時に文化財保全の活動があることを初めて知った。今後自分もボランティア活動に参加してみたいと思った。
・今まで災害と歴史資料を結びつけることがなかったので、新しい考え方を知る機会となった。自分自身は被災経験がないけれど、今後起こる災害に向けて、地域の歴史資料に目を向けていきたい。
・冷凍保存や身近なアイテムの活用など、史料の保存には様々な方法があることを知り驚いた。
・「文化財」と聞くと日常から遠いもののように感じるが、「人々の記憶」「思い出」と聞くととても身近なものに感じた。アルバムや個人の記録等を守ることで生きている人の「心の復興」に、亡くなった人の生きた証に繋がるという話がとても興味深かった。
ご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
今後も、「歴史文化」をテーマにしたイベントの開催を計画しています。
どうぞ楽しみにお待ちください。