【報告】10/28（土）「第２回歴史文化講座」を開催しました

10月28日（土）に本学文学部主催「第2回歴史文化講座」を開催しました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

当日の様子をご紹介します。
講演に先立ち、本学日本舞踊部学生による舞踊が披露されました。

その後、京都芸術大学准教授　石上阿希先生による講演が行われました。
テーマは、「小袖雛形本で読む江戸のデザイン」です。

小袖は「きもの」の原形で、江戸時代多くの女性が着用した衣服のことです。
そんな小袖のデザインをまとめた「小袖雛形本」は、当時の女性にとってファッション誌のような存在でした。
当時の小袖雛形本から、どんな歴史的文化的情報が読み取れるのか、
また、江戸の人たちは実際どのような場面で小袖雛形本を活用していたかなどについて、講演していただきました。

続いて、石上先生、本学日本語日本文学科の羽生紀子先生、本学歴史文化学科着任予定の加茂瑞穂先生を交えた対談が行われました。
テーマは、「江戸時代の出版事情」です。

「小袖雛形本」をはじめ様々な印刷物が流通した江戸時代の出版事情やその背景について語っていただき、イベントは終了しました。

今後も、「歴史文化」をテーマにしたイベントの開催を計画しています。
どうぞ楽しみにお待ちください。